◇盗聴器は誰が、何のために仕掛けるの?
そもそも誰が、何のために盗聴機を仕掛けるのでしょうか?
盗聴機を取り付ける人それぞれですが、主な目的は、監視・行動把握です。
例えば、
・会社関係では社内の派閥争いで相手の行動を知るため。
・家庭内では離婚条件を少しでも良くしたいと思っている夫が、昼間会社に行っている間、家にいる妻の昼間の行動を監視するため。
・遺産相続を巡って、親兄弟など親族の動きを知るため。
などが一般的です。
特殊な例では、親が一人暮らしをしている娘の「監視」をするために取り付けさせるという例もありますね。販売目的でラブホテルなどで録音するとか。
でも多くはストーカー的犯行のようです。
特定の女性の私生活を知りたいとか、粗探しをするとかです。
◇盗聴・盗撮の怖さ
盗聴・盗撮なんて「自分には無関係」「テレビの中だけの話だ」多くの人は、そう思っています。
でもまた、実際に身の回りから盗聴器が発見された人の殆どが、「まさか自分に・・・・」という気持ちを隠しきれないのも事実。
最近の盗聴器は小さくて性能も良く見つけにくく、人からの贈り物に仕込まれているケースも少なくありません。
現実に、通信販売・専門誌や秋葉原周辺などでは、年間で実に約40万個!!もの盗聴器が販売されているのです。
盗聴・盗撮天国日本。法律では取り締まれないのが現実です。気楽に取り付けル人がいるのです。
盗聴器はなんと1万円から販売されています。
取り付けに特別な技術は必要ありません。誰でも10秒くらいで簡単に取り付けできてしまいます。
◇盗聴器の特徴
よくある盗聴器の例です。
盗聴器とはマイクと、盗聴した内容を傍受するための発信装置、そして電池という組み合わせになります。
そのほかマイクから拾った音声をインピーダンス送法という技術で電灯線や電話線を使って送り、これを傍受する方法のものものもあります。
最近ではこれらの盗聴器も超小型で高性能なものがあるのも事実ですが、さすがに高価なので、一般的な、女性の部屋の盗聴に使う目的であれば、使用される可能性は低いと思います。まして、マンションの場合は、発信電波がかなり強くないと傍受できないので、よほどの必要性がないかぎり、そんなに高性能の超小型盗聴器を仕掛けるということは少ないはずです。
というわけで、盗聴器といえば、
『マッチの箱よりすこし大きいぐらいで、細いリード線などが付いているもの』
こんな形態のものを探せばいいかと思います。
◇盗聴器の発見の方法
盗聴器を発見するには盗聴器発見器が必要です。
盗聴器発見器の原理は、周波数を自動的に順次変えて(スイープ)いって、盗聴周波を発見するものです。周波数が判れば、その内容を見たり聞いたりすることも可能です。
安物の盗聴器であれば、偶然にもFMラジオで聴ける(ハウリングも可)かも知れませんが、FMラジオや携帯電話にノイズとして現れることはその変調方式からしてあり得ません。
盗聴器の電波はいろいろとあります。
FM波で言うと75〜77MHzあたりが使われる周波数ですので、一般的に言われているラジオを使った発見方法はこれを指すと思います。電子工作キットの流用も基本はこの周波数です。
ただし、主流の周波数は140MHz前後、400MHz前後ですからあまり効果はありませんね。
もし、ラジオで受信できていれば、よく聞こえるポイントを探していき、最もよく聞こえる処で壁や机、棚にラジオを当てるとハウリング(ピーーという音)を起こしますので、そこが盗聴器の設置場所です。
市販の盗聴発見器は、数千円からあります。でも安いのは発見できないことが多いそうなので、素人でも使えて、かつレベルの高いものなら3万円程度になるようですね。