◇盗聴器の発見の方法
盗聴器を発見するには盗聴器発見器が必要です。
盗聴器発見器の原理は、周波数を自動的に順次変えて(スイープ)いって、盗聴周波を発見するものです。周波数が判れば、その内容を見たり聞いたりすることも可能です。
安物の盗聴器であれば、偶然にもFMラジオで聴ける(ハウリングも可)かも知れませんが、FMラジオや携帯電話にノイズとして現れることはその変調方式からしてあり得ません。
盗聴器の電波はいろいろとあります。
FM波で言うと75〜77MHzあたりが使われる周波数ですので、一般的に言われているラジオを使った発見方法はこれを指すと思います。電子工作キットの流用も基本はこの周波数です。
ただし、主流の周波数は140MHz前後、400MHz前後ですからあまり効果はありませんね。
もし、ラジオで受信できていれば、よく聞こえるポイントを探していき、最もよく聞こえる処で壁や机、棚にラジオを当てるとハウリング(ピーーという音)を起こしますので、そこが盗聴器の設置場所です。
市販の盗聴発見器は、数千円からあります。でも安いのは発見できないことが多いそうなので、素人でも使えて、かつレベルの高いものなら3万円程度になるようですね。
◇盗聴発見器
盗聴発見器については、以下のようなことがよくいわれています。
1.盗聴器にはアナログ/デジタル式がある
2.電波の出力が強い物=発見しやすい、弱い物=発見しにくい
3.安くて良い物では発見できない。最低でも3万〜10万円(アナログ盗聴のみ対応)
4.ホームセンターなどで売られている『発見器』として、売られている物は“おもちゃ”。実用性はゼロ。気休め程度にしかならない。
東京なら秋葉原、大阪なら日本橋の電器屋さん街で、無線機を扱っている店であれこれ尋ねてみるのが一番ですね。値段はピンからキリまであり、素人が扱えそうなものはだいたい2万円くらいでした。(同じ商品でも店によって値段の差がありました。)これは、盗聴発見専用の器機ではなく無線機の一種でした。店員さんがきちんと説明してくれる店がいいですね。
◇引越し屋の盗聴器発見サービス
引っ越し屋さんがやっているサービスの一例は、盗聴器が使う周波数をワイドバンドレシーバなどのメモリーに登録しておいてメモリースキャンかけるものです。
ある引越し屋では、教育を受けた情報漏洩管理士を派遣して微弱な盗聴電波をあらゆる周波数を使って調べてくれます。
ただ、盗聴器の中には他の器具のスイッチと連動していたり、タイマー動作するものがあるそうで、それだけではなかなか発見しにくいものもあります。
◇盗聴器の発見される場所
盗聴器が発見される場所は、ほとんどの場合、コンセントやスイッチなどの部分と考えられます。
かなり小型なら、電灯線や電話線を利用する盗聴器もあります。
盗聴マイクというものは、たとえ高性能といっても、会話を明瞭に傍受するためにはさほど離れた位置では効果が薄く、仕掛けているとしたらリビングの壁のスイッチかコンセントぐらいな距離しか考えられず、エアコンでは遠いと思います。テレビなど家電製品のキャビネットの中に仕掛けるというのも、よほどの必要性以外は考え難いところがありますが、一応後ろ側を見てみてください。案外テーブルの下ということもありますが。
電卓や万年筆、ただの電気コードにテレビやパソコン電気製品に家庭用品ぬいぐるみやおもちゃetc.隠す場所は沢山あります。
盗撮については、これはもう何処でもいいというものでなく、Hな目的なら浴室かトイレ、あるいは着替えする場所など。浮気などの調査ならベッドルームかリビングといったところに限られるでしょう。
レンズの先端だけは一円玉より小さいぐらいの黒いものですが、これだけのぞいていれば効果があるわけですから、ほかの装置はともかく、部屋の中を注意深く見回せば発見できると思います。